ざらめのおと

毒にも薬にもならない日常をあなたに。平凡な日常は最高の幸福です。本や映画の話も少々。

マイブームは”お人形さん遊び”を見ることです。

お題「マイブーム」

 

今日は調子が良いのでもう一本ブログを書きます。

 

タイトルから語弊があるといけないので、前置きしておきますね。

私はお人形さん遊びが大好きですし、マイブームの対象もCDとかDVD買っちゃうくらいにはハマっております! アンチではないです!

 

さて。

 

私の最近のマイブームは、Kis-My-Ft2さんの冠番組である『キスマイBUSAIKU!?』を観ることです。

 

知り合いに勧められて見始めたのですが、侮っていました。

この番組は非常に面白いです。

 

アイドルが「ブサイク」という言説を引っ提げてきたことにも驚きなのですが、個人的にはキスマイのみなさんが個人個人で思い描いたシチュエーションを彼女役のマイコさんに演じてもらうというシステムが大変興味深い。

このシステムを、勝手に「マイコシステム」と呼んでいます(笑)

 

知らない方のために説明すると、マイコシステムは以下の通りです。

 

①テーマが存在しており、そのテーマに沿った「女性がきゅんっ♡」とするシチュエーションを各メンバーが用意する。(テーマ例:「かっこいいキスの仕方」「彼女に送る水着選び」等々)

 

②メンバーが考えてきた「きゅんとするシチュエーション」のストーリーを、メンバー本人と彼女役であるマイコ(演じる女性は毎回変わる)に演じてもらう。

 

③メンバーが考えた構成、脚本、演出の「きゅんとするシチュエーション」の映像を見て、キスマイのファン以外が「かっこいい」か「ブサイク」かを評価する。

 

 

以上の三点が主な流れとなっています。

 

 

 テーマによってはこの「マイコシステム」は無かったりするのですが、今回は「マイコシステム」がある場合についてのお話をしますね。

(「マイコシステム」のある回も、ない回も楽しく拝見していますよ!念のため)

 

さて、この「マイコシステム」の面白いと思っているところ。

 

1.マイコ役は、システム上メンバーの理想の行動しかとらない。

 

2.マイコ役は、メンバーの「女性はこうしたら喜ぶ」という意識を反映した存在。

 

3.このある種「理想の女性像」に対する行動を、現実の女性が評価する。

 

簡単に述べると以上の三点ですかね!

 

 

マイコはみんなが自分を投影できる可愛いお人形さんなのです。そこが良い。

そう、キスマイBUSAIKU!?は、アイドルを使ったお人形さん遊びでもあるのです。

メンバーが「女性に求める反応」と、一般女性が「男性に求める反応」が合致した際に上位に食い込めるこのマイコシステム。

何か論文が書けそうじゃないですか?(笑)

 

最近は、こういうところを密かに楽しみにしながら番組を見ています。

以上、マイブームのお話でした。

 

(ちなみに筆者の推しは舞祭組の師匠さんです)