ざらめのおと

毒にも薬にもならない日常をあなたに。平凡な日常は最高の幸福です。本や映画の話も少々。

読書嫌いな友人に贈る本

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

滑り込みギリギリアウト感がありますが書きます。

 

私がプレゼントしたい本は数多くありますし、贈りたいと思う人もたくさんいます。中でも、十年ほど付き合ってくれている友人(別名:悪友)に贈りたい本(というか贈った本です、テーマからそれてしまいますね、すみません...)を紹介します。

 

この友人、大の読書嫌いで文字の詰まった本はあまり読んでいる印象はありません。興味のある分野のものは多少読んでいるようですが、それでも純文学などは「字が詰まってる!」と言って拒否してしまうような子です。

 

「読書嫌いな人に本を贈るなんて鬼なのか?」と思われてしまいそうですが、ちょっと待ってください。

十年も誕生日などでプレゼントのやりとりをしていると、ネタが尽きてしまうのです。

その時に私が贈りたいと思う本はこちら。

 

Standard Cocktails With a Twist―スタンダードカクテルの再構築 (旭屋出版MOOK)

 

そうです、カクテルの写真集です!

 

出来る限り文字が書かれていないような本を探した結果、写真集という結論にたどり着き、その上で友人が好きなお酒の本をプレゼントしたいと考えていた時に出会ったこの一冊。

大きなページいっぱいに映し出される美しい色とりどりのカクテルたち。

鮮やかなカクテルが宝石のようにちりばめられていて、この本を眺めているとついうっとりとしてしまいます。

隅っこにレシピも載っていましたので、自分で作ることも可能です。

 

もしも本嫌いな知人に本をプレゼントしたいと思ったら、ぜひこのような写真集をおすすめします。